真性包茎は、仮性よりも悩みの範囲が広いようです。
性病への不安が付きまとうからです。
しかも、病気ですので本人だけの問題に留まりません。
幼児で真性だとしても、思春期頃でほぼ解消されると言われています。
しかし成人の1%が真性という事実がある以上、そうした子供を持つ親としては悩みではないでしょうか。
清潔にしていなければ、亀頭周辺には細菌やウィルスの温床となる恥垢が放置された状態なのです。
病気になるリスクはく、亀頭や包皮の炎症はもとより、尿道や膀胱そして腎組織まで、細菌やウィルス感染の可能性が出てきます。
子供が何らかの病気を発症しないとも限りません。
しかし、思春期を迎えた子供の性器が、清潔に保たれているか、確かめる術はあるでしょうか。
また、大人になり性器の大小を気にするようになった頃、どうなるでしょう。
包皮口の狭さにより、性器の成長は阻害されています。
子供が成人になり、成長し切れなかった性器を気にしながら、その後生きていくのです。
仮に包茎であったとしても、性行為は普通に行えますし、子供を作ることも可能だと言われます。
けれど、この状態を是とする男性もいれば、非とする男性もいるということは、人によっては大きな悩みとなる可能性がある状態と言えると思います。
身体的に生じるデメリットとしては、どうしても包皮に包まれた状態にあるため、細菌が繁殖しやすくなり、それによってさまざまな不快な症状が起こったり、あるいはにおいがしたりといったことがあるのだそうです。
周りは気づかないと思いますが、当の本人はトイレに行くたびにそういった症状と向き合わなくてはなりませんから、当然悩みの種になってしまうことでしょう。
さらには見た目の問題もあります。
包皮に包まれているということは、袋の中に入ってしまっているのと似たような状況ですので、どうしてもちんまりとしてしまいます。
包茎でない人がだらりと立派にぶら下がっているのを見れば、自信を失くす悩みになることは間違いありません。
包茎の悩みを解決する方法は、包茎治療をすることです。
ほかには方法はありません。
子どものころの症状であれば、大人になれば自然と治ることは多いです。
しかし、大人になってからも包茎の状態であれば、もう自然とは治らないと考えていいでしょう。
すでに体の成長とともにペニスも成長しているわけです。
クリニックで包茎手術をして治療してください。
包茎手術は痛いと思われる方は多いでしょうが、これは昔の話なのです。
今はほとんど痛みは伴いません。
無痛治療を訴えているところもあるくらいです。
実際に治療した方によると、眠ってうとうとしている間に治療が終わったとあります。
床屋で髪を切ってもらっている間に、眠ってしまうような感覚でしょう。
包茎手術が終わってから1ヵ月もすれば、普通の生活に戻ることができます。
マスターベーションや性交も行えるようになります。
包茎治療をした方は、口をそろえて「治療してよかった」と言っているのです。